こんばんは。
久しぶりの書き込みになりました。
この前突然発生した熊本での大地震は、想像以上の被害の大きさと、いまだ続く余震、被災避難されている皆さまのご不安と疲労に、全国の皆様も心を痛めていることだとおもいます。
在り来たりですが、私たちにできることを夫々が小さなことでも行っていくことが、それを継続していくことが大切だと思います。
当寺でも、お寺から幾ばくかの義捐金を送らせていただくことになりました。
また、本堂内には義捐金箱を用意していますので、お参りの際は多少に関わらずご協力をいただけると幸いです。
お大師様はこの世を仏の世界にしたいと、今も高野山で私たちを救ってくれていますが、仏の世界とは私たち一人一人が仏の心を持ち生きていくことです。
仏の心とは、「慈悲の心」。
慈悲とは、他を思いやり、慈しみ、優しく、労わり、労い、憂い、喜び、という相互扶助の心ではないでしょうか。
今、また改めてこの慈悲の心で私達日本人が、広くは世界の人々に慈悲の心を向け、行動することがこの世を仏の世界に近づけていくのだと思います。
まずは、自分に慈悲の心を、ご家族に、ご友人に、会社の人に、少しづつ輪を広めていきましょうね。